AIと音楽制作:SunoとChatGPTで気づいたこと

制作日記

AIと音楽制作:SunoとChatGPTで気づいたこと

SunoやChatGPTを使って楽曲作りをしていますが、AIが作る音楽は、思っていた以上にパワフルで、簡単に耳に残るメロディやリズムが生まれます。しかし、使えば使うほど、いろいろと感じることも増えてきました。

曲の力と歌詞のバランス

まず感じたのは、「曲の力はすごい」ということ。少し変わった歌詞や歌い方であっても、曲が良ければ全体として気にならない。これってAIの得意分野だと思います。かっこいいリフが使われてたり、キャッチーなメロディ、それだけで聴いていて満足感が得られます。

でも、何度もそのパターンを繰り返していると、だんだん歌詞の内容や歌い方が気になってきます。AIが作った歌詞は合理的だけど、感情の「芯」が薄いことがあるんです。だからこそ、曲と歌詞が完璧にハマった瞬間には感動します。この感覚は、やはり人間の感性が必要なんだなと感じます。

作詞する楽しさとAIの可能性

そのうち、歌詞は自分で考えたくなるんです。SunoやChatGPTに頼るのも楽しいけれど、やっぱり自分の言葉で何かを表現したいという気持ちが出てきます。自分にとって作詞は、音楽制作の中で「自分に残されたスペース」なんだと思います。

現在のSunoでインストゥルメンタル(歌詞なしの曲)を作って、後から歌詞を当てはめることも考えましたが、歌詞を入れることを前提に設計されていないため、難しいと感じます。もし可能なら、
1.Sunoでインストゥルメンタルの曲を作る
2.そこに歌詞を考えて当てはめる
3.自分で歌い、RVCで自分の持っているモデルデータに音声を変換する
4.ミックスして完成
ということをやってみたいですね。

AIと共に進む新たな音楽の未来

AIとの音楽制作は、これまでの作り方を大きく変える可能性があります。特に、初心者でもクオリティの高い曲が作れるという点は画期的です。ただし、人間の感性が加わることで、音楽はより深みのあるものになるでしょう。作詞や曲作りをAIに任せつつ、自分らしい表現をどう組み合わせるか――これがこれからの課題であり、楽しみでもあります。

AIと人間のコラボレーションで、どこまで新しい音楽が生まれるのか。その可能性を探りながら、これからも制作を続けていきたいと思います。

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