自分が心がける歌詞制作のポイント
自分は歌詞の制作に関しては素人中の素人です。だから、偉そうに「こうするべきだ」なんて言うつもりは全くなくて。ただ、自分が楽しく作れるように心がけているポイントがいくつかあって、それをまとめてみました。「あ、こういう考え方もあるんだ」ぐらいで読んでもらえたら嬉しいです。
1. 韻をふめたら気持ちいい
歌詞を作るときに、自分が気に入っているのが「韻をふむ」ことです。例えば、AメロやBメロのどこか、サビの一部など、特定の場所で韻をふむと、それだけで気持ちいいんですよね。特に1番と2番で韻が合うと、統一感が出て心地よさが倍増します。
とはいえ、全部で韻をふんでしまうとやりすぎ感が出るので、「1行目だけ」とか「ここだけ」とか、部分的に取り入れるようにしています。このちょっとした工夫だけでも、聴いていて楽しくなるんです。
2. 繰り返しの力を信じてみる
「繰り返し」は自分が大好きな手法の一つです。韻をふむ代わりに、1番と2番で丸ごと同じフレーズを使ったりします。同じ言葉を繰り返すことで印象が強くなるんですよね。特にサビでは、これを意識すると耳に残る気がします。
もちろん、やりすぎは禁物ですが、部分的な繰り返しは自分にとって心地よい要素です。
3. ダブルミーニングで遊んでみる
歌詞の中に「ダブルミーニング」を入れるのも楽しいです。同じ単語を1番と2番で登場させても、それぞれ違う意味で使う。これが上手くハマると、自分でも「おっ!」って思う瞬間があります。
同じ言葉でも違うニュアンスを込められると、深みが出る気がします。
4. 裏テーマを仕込む楽しさ
これも自己満足かもしれないんですけど、歌詞全体に裏テーマみたいなものを仕込むこともあります。表面上は普通のラブソングだけど、深読みすると全く違う意味が込められている、みたいな。
気づかれなくても「自分だけが分かる秘密」みたいで楽しいんですよね。
5. 変な言葉をあえて入れる
日常会話では使わないような、ちょっと変わった言葉を歌詞に入れることも心がけています。これも「耳に残ってほしい」という気持ちからなんですが、ちょっと抽象的で笑っちゃうようなフレーズを使ったりします。
AIとの歌詞制作は本当に楽しい
ChatGPTが作る歌詞は、全体的に物語っぽく順序立てて進むことが多いので、自分としては「あえて繰り返しを入れて印象を強めたい」とか、「この部分にダブルミーニングを加えたい」といった細かい注文をしています。あと、そもそも歌詞制作用のマイGPTを作っていますが、そこにいろんな事前指示を入れています。それでも、ここに書いたような注文通りに歌詞を出すことは難しいですね。
結果として、ChatGPTが作ったものを8割、9割修正することもありますが、たまに「これ完璧じゃん!」と思える歌詞を出してくれることもあって。その瞬間、AIと一緒に制作している感覚がすごく楽しいです。
自分にとって歌詞作りは、技術や知識を超えた「楽しむためのもの」。すべて一から作成していくことも課題としてあるのですが、AIが出してくる歌詞のレベルを確認する作業もまた楽しいものですね。
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